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「題詠マラソン」2003観戦記&2004拾い読み
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■ 2003/11/11 「題詠マラソン」2003 【お題別、好きな歌】
■ 2003/11/10 未完走者の方々
■ 2003/11/09 荻原裕幸さん
■ 2003/11/08 さるたさん
■ 2003/11/07 のらねこさん
■ 2003/11/06 入谷いずみさん
■ 2003/11/05 さとこさん
■ 2003/11/04 mintさん
■ 2003/11/03 啓小出学さん
■ 2003/11/02 しんくわさん
■ 2003/11/01 謎彦さん

「題詠マラソン」2003 【お題別、好きな歌】
001:月 
永遠に五月の日々を生きたなら寺山修司に逢えるだろうか  みうらしんじ 
中天に月しらじらと今宵またあなたの舟に櫂だけがある  ひぐらしひなつ
 

002:輪 
銀輪の轍ならんで、まなうらに消えそこなつてゐる春の雪  荻原裕幸

003:さよなら
さよならの「さ」は歳月のさらひゆく落ち葉のかさのやうなささやき  大辻隆弘

004:木曜 
日常と呼べばざらつく木曜日眠った子どもの靴を脱がせる  高見里香

005:音 
音叉から音叉にわたすささやかな震えが今のぼくらのすべて  村上きわみ

006:脱ぐ 
春を脱ぎつづけるさくら歳月をはるばるこんなところまで来て  佐藤弓生
どのドアももうなくなつて鍵束はあの日まとつたゆふやけを脱ぐ  荻原裕幸
しろがねの蛇のごとくに脱ぎ終えて我がたましいは女の形  入谷いずみ


007:ふと 
くるぶしの上に重なる木の影がふふふとふるえ笑う春です  なかはられいこ

008:足りる 
ひめじおんからすのえんどうへびいちご僕に足りない力のすべて  なかはられいこ

009:休み 
休みなく岩に吼へては砕け散る荒ぶる神の北におはせり  篠田美也

010:浮く 
虹輪をからだに纏い空(くう)に浮くシャボンのように壊れてみたい  新田瑛

011:イオン 
ぬかるみも路地も匂いもない街ができたよイオンショッピングセンター  星川郁乃

012:突破 
ああ今日といふ日にまたも追ひ越され昭和を突破できないでゐる  足立尚彦
突破するには思慮深すぎたきみのためやさしく燃えさかれバリケード  ひぐらしひなつ


013:愛
そう「愛は不死鳥」だから布施明生まれ変われるなら布施明  藤原龍一郎

014:段ボ−ル
土砂降りの雨に打たれて段ボールはもう羽搏けぬ水鳥と化す  ひぐらしひなつ

015:葉
日光が足りないせいで伸びてゆく葉と葉の間のような沈黙  兵庫ユカ

016:紅
それはそれは淡き口紅引くごとく朝霧は這い木々の間に消ゆ  ぶらねこ落合
後朝の朝定食は火の色す君の紅じゃけわれも紅じゃけ  よしだかよ

017:雲
雲だったときに眺めた風景の雨の記憶をためている木々  萩原留衣

018:泣く 
理科室の血管クンに涙腺が有ることを知りわたしも泣いた  飛永京

019:蒟蒻
お刺身用蒟蒻ひらひらさせながらコイデモシタイと言いそうになる  五十嵐仁美

020:害
春なれば花ふみしだく蹄もてつね加害者でありたきものを  佐藤弓生
くきやかに笑いたまえり害虫駆除専門会社訪問社員  佐藤りえ

021:窓
なかれなかれ輪廻の窓をひらくなかれなざれのまりあがまた子をなす  荒川美代子

022:素 
冷水にさらと流るる素麺の「さう」と頷く彼奴は嫌ひ  むつき

023:詩
詩歌ともつかぬ言葉の羅列よりむしろ絶え間のなき警笛(クラクション)  佐藤理江
詩のような五月であればきんぽうげ風のことなどもう気にするな  久野はすみ

024:きらきら
農道を幼きひとはきらきらのクエスチョンマーク曳きて来たりぬ  村本希理子

025:匿う
血まみれの兵士よすでに子宮とはきみを匿う器官にあらず  岩崎一恵

026:妻
冬、妻が抱擁のたびに石を積み塔となりたる建物は立つ  宮崎浩

027:忘れる
(あの人を忘れるためにした事のせいで結局) 忘れられない  夏己はづき

028:三回
三回忌終えて無人の駅に立つひとのこころは光の柱  佐藤りえ

029:森
声帯が千切れるくらい泣いた日の中森明菜のような夕焼け  水須ゆき子
ああ! ぼくはことばの森を彷徨って一本の樹になろうとしてる  みうらしんじ
森深くそのくらがりの中にゐて己が裸形をいとしむ一樹  キタダヒロヒコ

030:表
表象の鹿がかぼそき脚を立て言葉の埒を越えむとしたり  大辻隆弘

031:猫
指組んで眠るおまえのたましいは欅ときどき銀いろの猫  なかはられいこ
爪のない猫みたいだなはりつめるだけはりつめて落ちてくる雨  かいり

032:星
八月は星にくわしい弟の背丈がわたしを追い越した月  五十嵐きよみ

033:中ぐらい
中ぐらいが一番良いと言いおりし義母の葬儀を中ぐらいとす  浜田道子

034:誘惑
誘惑よ走れ学級委員長もついうっかりと踏み貫く夏へ  久哲

035:駅
目に映るすべてが君に見えてきて君じゃなさそうな駅員を抱く  斉藤斎藤

036:遺伝
寂しいよ 遺伝子が混ざり合う音が聞こえるくらい気持ちよくして  田丸まひる

037:とんかつ
うつくしい恋の描写にとんかつのころもこぼしたいはなみぶんこ  荻原裕幸

038:明日
暗闇を凝縮させたひまわりの黄色を明日に鏤めてやる  久哲

039:贅肉
贅沢なスポーツジムでできあがる筋肉こそを贅肉と呼べ  夏己はづき

040:走る
箍外れ走る転がる神無月溺れる魚火傷する炭  しのざき香澄

041:場
錆びながら光をはじくむらぎものさみしいひとよ雨の広場へ  村上きわみ
君がくれる挫折はいつも六月の運動場の砂の味がする  田丸まひる

042:クセ
金曜のひかりさしこむ室内にクセジュ文庫の背は色あせる  花笠海月

043:鍋
仕舞う場所ない鍋のよう大切な友だちという肩書きを得て   兵庫ユカ

044:殺す
カマキリも蝶も触れぬ子どもらが「殺す」という語を簡単に吐く  林ゆみ

045:がらんどう
がらんどうでしたね鼓笛隊が過ぎ桜の散ったあと あの春は  五十嵐きよみ

046:南
南から来た人々がひきずっている太陽のかけらを拾う  魚柳志野
目指すのは南、あなたのくるぶしの羅針が探しつづける南  ひぐらしひなつ

047:沿う
少女はや春の路上を歩みつつ身に沿ふ影の淡きを運ぶ  大辻隆弘

048:死
ずぶ濡れの日傘をドアに立て掛ける瀕死の鳥のようだゆるして  兵庫ユカ
綱引きの掛け声太き若者のいつかはるけき死を引き寄せよ  烏情

049:嫌い
サルトルの思想を嫌ひ万葉の挽歌つぶやくわが誕生日  宮崎浩

050:南瓜
顔似たる母系のうから着座して南瓜プリンを分けあうゆうべ  田中槐

051:敵
エヴァ・ブラウンそのくちびるの青きこと世界を敵と呼ぶひとといて  佐藤弓生

052:冷蔵庫
天然の冷蔵庫だなを聞きたくて父と市バスにゆられとります  斉藤斎藤

053:サナトリウム
晩秋のサナトリウムにそれぞれの肺を燃やしてうたう讃美歌  岩崎一恵
郵便受の扉ちいさく軋ませてサナトリウムに冬陽がとどく  ひぐらしひなつ

054:麦茶
僕たちはこんなに禁欲主義なのに麦茶のグラスが汗をかいてる  田丸まひる

055:置く
どんなにかさびしい白い指先で置きたまいしか地球に富士を  佐藤弓生

056:野
秋霖をするどく弾くぼくたちに視野狭窄の夜明けは届く  黒瀬珂瀾

057:蛇
あてさきをふとくおおきく書きおえて大蛇町へ書類を送る  花笠海月

058:たぶん
「必ず」と「きっと」の間にぶら下がる君の「たぶん」に猫キック、えい!  矢野伎理子

059:夢 
わたくしの夢にいつでも吹いてくる風があります あなたでしたか  水須ゆき子 
黄色って不安の色よ 夢ばかり食べる児童の帽子 ぽこぽこ  佐藤りえ

060:奪う
あかい羽根小さくゆれて世界からやさしいひとが奪われていく  かいり

061:祈る
にれがむは牛の反芻 祈るときからだは閉じたプリズムになる  佐藤りえ
祈る手の形に蕾む睡蓮を闇に浮かばせ池は静もる  平岡ゆめ

062:渡世
助動詞「り」その接続はさみしいと説きたり さなり、さみし渡世は  大辻隆弘

063:海女
傘立てに傘は総身を濡らしおり行きて還りし海女のすがたに  佐藤弓生

064:ド−ナツ
ドーナツをくぐりぬけたらありそうな極彩色のルソーの密林  五十嵐きよみ

065:光
光射すひとにあまたのどうぶつにしんしゅのこけにきょうどうぼちに  荒川美代子
言葉にも致死量の毒盛ることを太田光の猫背に誓え  藤原龍一郎

066:僕
敢えて「僕」のさみしさを言う 雪の日にどこかへ向かうレントゲンバス  兵庫ユカ

067:化粧
化粧坂をなすびの馬がのぼりゆく夏のくらがりひとをかくしぬ  高澤志帆

068:似る
吾に似たむすこと食すひるめしの女をうばい合うような箸  ぶらねこ落合
君に似て尖るフォークに巻かれゆくパスタじわりとフォークを縛る  森川菜月

069:コイン
ケネディのコイン ベトナム戦争の影も宿さず銀色に光る  珠

070:玄関
玄関につよく香れる百合は咲き眠らせておく今日の断念  春村蓬

071:待つ
間欠泉の噴出を待つひとびとの硫黄の香するそれぞれの影  文屋亮

072:席
終バスの後部座席にひとりきり宛名の滲んだ手紙のように  岩崎一恵
明るみの宴席にわく限りないうすばかげろううすばかげろう  村田まゆ子

073:資
資生堂パーラーなんて行つたことないけど、テロに遭つたらさみしい  謎彦

074:キャラメル
やさしさに酔ってるでしょうきっちりとキャラメル包みするのはやめて  久野はすみ

075:痒い
膝裏が痒い ここには神様が残してくれた無垢があるから  山本双葉

076:てかてか



077:落書き
078:殺
079:眼薬
080:織る
081:ノック
082:ほろぶ
083:予言
084:円
085:銀杏
086:とらんぽりん
087:朝
088:象
089:開く
090:ぶつかる
091:煙
092:人形
093:恋
094:時
095:満ちる

096:石鹸 
折るるほかなきまで減りし石鹸のやはり折れしを例ふれば母  島田牙城 

097:支


098:傷
ゆふかげの脚ひきあぐる鷺は見ゆ水辺にあさく傷を彫(ゑ)りつつ  大辻隆弘

099:かさかさ
かさかさのかかとをこする軽石は火にまみれいし過去は語らず  今岡悦子

100:短歌
わたくしをしづかに短歌(うた)はおとづれて去る、気まぐれな驟雨のやうに  大辻隆弘




2003/11/11 (TUE)
▲Top

未完走者の方々
未完走者の方々の作品より。

朝顔の虜となりし自転車を奪ってきみは夏を突破す (012:突破)  魚柳志野

蟇 踏みしだかれてのびのびと拡がっている春休み (009:休み)  武田春彦

言の葉を散らすばかりの会議終へだれも掃除をせぬ木曜日 (004:木曜)  千名民時

ふと切りし指先に血のにじむごといつか夕べにゐる秋あかね (007:ふと) 千名民時

廃船の底に枯れ葉をしきつめるように手紙を何度も書いた (015:葉)  錦見映理子

駅前の十数人のしずかな輪 輪になるものはみな内を向く (002:輪)  井口一夫

信号の少し上には迷わずに進めとうすく蒼い満月 (001:月)  藍田ふわり

浮かされて踊らされても気付くまい演じきるのも理あるリアルだ (010:浮く)  佐々木信義

神さまが<害>と言う字をこっそりと<善>に替えてる途中の世界 (020:害)  長瀬大

明日(あす)がまた明日(あした)もやってくる限りこの「さよなら」は「またね」って意味 (038:明日) 長瀬大

脱ぐときに視界は一度白くなり息新しく夏のTシャツ (006:脱ぐ)  菜摘

手の甲に浮く静脈を撫でながらこの阿弥陀くじ何処へつながる (010:浮く)  江村彩

地下鉄の車内に黙し立ちおれば人らおのおの針葉樹めく (015:葉)  江村彩

短歌では“ふと”なんて語は使うなと小池も奥村も言ってたじゃんかよー (007:ふと)  泉茫人

灰色の道ばかりある東京に色づきながら伸びる葉脈 (015:葉)  田中槐

もうきみは林檎をむいているだろう言葉の森に安穏として (029:森)  田中槐

刺繍糸からまりあいて鮮やかなかたまりとなる。死とは静かな (048:死)   田中槐
 

2003/11/10 (MON)
▲Top

荻原裕幸さん
121番目に完走された荻原裕幸さんの100首より。

銀輪の轍ならんで、まなうらに消えそこなつてゐる春の雪 (002:輪)

船を見るやうに見てゐた木曜のアテネ・フランセに通ふきみを (004:木曜)

どのドアももうなくなつて鍵束はあの日まとつたゆふやけを脱ぐ (006:脱ぐ)

森永牛乳、明治牛乳、ボックスのロゴのかすれに夏の陽ざしは (029:森)

円錐のかたちできみのかなしみがあをぞらを刺してゐるのが見える (084:円)

鳩時計の鳩が啼かない一日を母はしづかに待つやうでした (094:時)  荻原裕幸


(2月22日選歌)

2003/11/09 (SUN)
▲Top

さるたさん
120番目に完走されたさるたさんの100首より。

水張り田にかもめの降りて水の輪のあまた重なり広がりてゆく (002:輪)

新緑の山だと人は称えるが葉っぱのことを口にはしない (015:葉)

駅だから停まる列車も来るだろう通過列車がまた過ぎて行く (035:駅)

紅葉を縦糸として山風を横糸として織る谷錦 (080:織る)

部品だけその優劣を競うならダントツだよねあの象の鼻 (088:象)  さるた

 
(2月22日選歌)

2003/11/08 (SAT)
▲Top

のらねこさん
119番目に完走されたのらねこさんの100首より。

紐のない棘の首輪をつけなさいもう僕たちは逢わないのだから (002:輪)

ふと思う尊敬できる童貞は昨夜の僕とイエス・キリスト (007:ふと)

叙情など減ってゆくもの火葬場も煙が出ないのがステータス (041:場)

天空をノックする音に気づかないふりしてるからうまく笑える (081:ノック)

俺の中のホモセクシャルを眠らせて暖かい雪の光が満ちる (095:満ちる)  のらねこ


(2月22日選歌)

2003/11/07 (FRI)
▲Top

入谷いずみさん
118番目に完走された入谷いずみさんの100首より。

しろがねの蛇のごとくに脱ぎ終えて我がたましいは女の形 (006:脱ぐ)

眼球のない目のようにぽっかりとただあいている廃屋の窓 (021:窓)

缶ビールに星一つありその星が部屋にたまってゆく夜明け前 (032:星)

おまえだけ先に逃げろという夢でいつも私は走ってしまう (040:走る)

遠吠えは犬の祈りか午後五時の「夕焼け小焼け」に応えるときの (061:祈る)  入谷いずみ


(2月14日選歌)

2003/11/06 (THU)
▲Top

さとこさん
117番目に完走されたさとこさんの100首より。

雑巾をぎゅうってぎゅうって絞ってもまださよならは留まっている (003:さよなら)

休みつつ祖母と歩いたあの春の森が再び緑に染まる (009:休み)

女とはすべて海女なり海の底自分を飾る真珠を探す (063:海女)

殺意しか心を抑えられなくて写真を刻む物の怪になる (078:殺)

傷ぐらい付いてもいいよ運命を変える気持ちでピアスをあける (098:傷)  さとこ


(2月14日選歌)

2003/11/05 (WED)
▲Top

mintさん
116番目に完走されたmintさんの100首より。

泣き方を忘れる今日を突破して明日は涙の海に落ちたい (012:突破)

あの白いひこうき雲で風船のようなあなたを縛ってみたい (017:雲)

四つ角がピタリとあったハンカチの白さの奥に笑う妻在り (026:妻)

墓石のような表札輝かす老女の指はあかぎれている (030:表)

終わりなき追走曲に踊らされいつしか風に変わるのが死だ (048:死)  mint


(2月14日選歌)

2003/11/04 (TUE)
▲Top

啓小出学さん
115番目に完走された啓小出学さんの100首より。

表には出さないけれどこの雛はきっとあなたの影を踏んでる (030:表)

陽のあたる猫の背中が丸すぎてかすかにかすかに明日は遠のく (031:猫)

この場所は薔薇の海原 生臭いうろこをつけたさかなになろう (041:場)

ゆっくりと海辺に沿って歩む時君の形は遠ざかる波 (047:沿う)

糸をひく蛇口の本音で白米をにごらせながらとぐしかないか (057:蛇)  啓小出学


(2月14日選歌)

2003/11/03 (MON)
▲Top

しんくわさん
114番目に完走されたしんくわさんの100首より。

僕はもう火星に帰る。ペンギンの言葉を理解するなんて無理だ (015:葉)

窓際で夕日に射抜かれ焼け焦げたニシンの匂いを嗅いでるペンギン (021:窓)

ペンギンとロシアの詩人が勝ち残る。無表情な我慢比べ大会 (023:詩)

恐竜の楕円の卵をペンギンが寄ってたかって温めている (084:円)

春を待つペンギンたちの脚の間で懐中時計が温まっていく (094:時)  しんくわ


(1月11日選歌)

2003/11/02 (SUN)
▲Top

謎彦さん
113番目に完走された謎彦さんの100首より。

ターヘル・アナトミア訳してゐて「愛」の一語に皆でぽやーんとする (013:愛)

中国語圏では「窓道夫」と表記する、要するに「象さん」の作者 (021:窓)

「明日」といふ文字はこよひの安眠が過去と未来に嬲(なぶ)られてゐる (038:明日)

「殺す」には旧字がなくてほんたうによかつた、あつたらかなり怖さう (044:殺す)

資生堂パーラーなんて行つたことないけど、テロに遭つたらさみしい (073:資)  謎彦


(1月9日選歌)

2003/11/01 (SAT)
▲Top

Writer: 伊波虎英(旧・神崎ハルミ)